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京都篇1

マンション1

 普通の十数階建てマンション。管理人が常駐しているが、何気なくエレベータに乗って最上階へ。ここの屋上は物干などに利用されているらしく、普通に出られる。さらにその上の階にあがる階段もあるのだが、これは鍵がかかっている。平凡な屋上だが開放感はある(1,2)。ふと見ると、屋上への出口の上に先程鍵がかかっていた扉がある(3)ので、よじ登ってみることにした。写真では分からないが、ここは屋上の縁ギリギリの場所で、一歩間違うと地上まで落下してしまう(そういうわけで、ワイドの写真がないのは勘弁して)。かなり恐い。根性であがったが、給水タンクがあるだけだった(4)。それでも屋上を更に見下ろすという変わった視点にありつけた(5)。


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京都ホテルではなくて

 京都ホテルは、京都市のJR線路より北でおそらく一番高いビルだ(京都はJR線路の南と北で高さ規制が大きく違う)。これが建設される時には、景観論争とやらで大騒ぎになり、共産党と仏教会が猛反発した。しかし景観を言うなら、まず最初に京都タワーをぶっ壊すべきだ。私は小学生の頃初めて京都を訪れ、あの育ち過ぎの毒茸のようなタワーにえらい幻滅した覚えがある。京都タワーのデザインはどうも京都仏教会の発案によるらしいが、あんなセンスの奴らが反対したって全然説得力がない。そういうわけでかどうかは知らないが、結局京都ホテルは完成してしまった。
 これは取りあえず登ってみなければ、と行っては見たものの、京都ホテルというところは偉いさんが泊まったりするところらしく、警戒も厳重で気軽に侵入もままならない。根性無しなのですぐに諦め、代わりに付近の関係ビルに登ってみた。
 最上階は日曜日だったせいかまるで人気がない。例の商品券の関連事務所が入っているらしい(1)。屋上へ登るルートも真っ暗で、しかもやはり鍵がかかっている(2)。非常階段を探すと例によってプラスチックのカバーが。しかしそんなもんは全然気にせず開けてしまう。だが非常階段は最上階までで、屋上へ登るルートにはならなかった(3)。不発ばっかりで、ただでさえもドキドキしているのに余計疲れる。


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デパート

 不発が多すぎるので趣向をかえて、この企画の主旨には反するかもしれないが、ちょっと変な屋上を訪問。
 京都駅前の近鉄百貨店屋上(1,2)。よくあるデパートの屋上で、別に苦労しないでも誰でも入れる。もう絵に書いたようなデパートの屋上で、さびれ方がいい味出し過ぎている。
 屋上遊園のお約束は全て満たしている。子供向けの遊具、ペットショップ、謎のお社、怪しいカップル、仕事なにしてんのかさっぱり不明のオッサン(3)。寒すぎる。それにしてもデパートの屋上には何故必ずペットショップがあるのだろう。あんなところで犬猫を買う奴がいるのだろうか。
 さらにここの屋上の凄いところは、目の前に京都タワーがあるというところだ(4)。つまり、丁度タワーの展望台から見おろせる位置にあって、屋上なのに専ら上から覗かれるポジションなのだ。京都タワーもヤバいけど、近鉄百貨店の屋上はもっと寒い。
 京都駅前と言えば、駅ビルが立て直されて、なかなか爽快な大階段と屋上広場が作られた。しかし京都観光に来る方には、あんな女子高生がたまっているような所より、この最果てのような屋上をお勧めしたい。


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雑居ビル

 近鉄百貨店のついでに京都駅近くの雑居ビルに侵入。某消費者金融が立ち入り禁止の看板を出している(1)。こういう商売の方の制止を振り切るのはちょっと恐いけれど、とりあえず上へ。しかし意外にも鍵が厳重で出られない。途中の窓から二段になった屋上部分の下の所だけ覗くことができる(2)。


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