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京都篇2

マンション2

 十数階建てのマンション(1)。この手のマンションはオートロックの事が多いが、ここはフリー。しかも管理人も留守(2)。取りあえず最上階まで上がるが、やはり屋上へのルートは鍵がかかっている(3)。階段うえの吹き抜けから屋上が伺えるが、ここから登るのは相当根性がいる。仕方なく隣の墓を見下ろして撤退(4)。


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団地

 某所公団住宅(1)。公団は面白い。とにかく荒んでいる。屋上へ向かう途中にも、どうやら夜逃げらしい部屋のはり紙を発見(2)。廊下にも私物や粗大ゴミが放置されまくっている(3)。しかし屋上へのルートにはさすがに鍵がかけられていて通れなかった(4)。
 しかしこの公団には面白すぎる屋上が別にあった。この建物はロの字型にたてられていて、十数階程度の高さなのだが、そのロの字のまん中の部分にも5階建て程の建物が建っている。そのまん中の建物の屋上が児童公園になっているのだ。(5-7)
 児童公園の周りは高いフェンスで囲まれ、更に無機質な公団住宅のドアの群れに囲繞されている。日当たりはまるでない。恐ろしく不健康な公園だ。公園というものはおしなべて管理されているものだが、これほど檻を連想させる公園は初めてみた。
 私が訪れた時にもまるで人気がなく、当然子供の姿もない。こんなところで育った子供はロクな大人にならないだろう。しかも公園の片隅にはデパート屋上でお馴染みの謎のお社もある。子供の遊び場の筈なのに全然開放感がなく、絶対何人か人が死んでいる感じだ(根拠なし)。京都で発見した中では最高レベルの最果て屋上だった(m6-10)。


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オマケ

 屋上を巡っていくと、屋上への出入りを禁止するはり紙に無数に出会う。多くは「立入禁止」「関係者以外進入禁止」などといったものだが、このはり紙は良かった。(1)
 『屋上には年寄も若者も出入り禁止です 大家』
 年寄も若者もって・・・。「若者だから出てもいいだろう!」とか抗議したやつがいたのか!? ちなみに、ここは鍵もかかっていなくて簡単に屋上に出られた(2)。こんな面白いはり紙より、鍵かけた方がいいと思うよ、大家さん。


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